2023年10月3日火曜日

『ほんの私事』とその後と感謝と…

【私事後、感謝とMCI検査と】
 
 フォロワーの皆様からのコメント、ファンの方からのメッセージ、友人からの手紙等々、とても心温まるたくさんの言葉に、何度も涙を流しました。皆様に、心より感謝申し上げます。
 
 たくさんの温かい言葉をいただく中、予約していた、MCIのスクリーニング検査を受けに行きました。
 MCIとは、最近、国内で初めてアルツハイマー病治療薬(レカネバブ)が承認されたことから、頻繁に聞くようになった「軽度認知症」のことです。「軽度認知症」と呼ばれていますが、健常と認知症の間であり、認知症ではありません。
 この段階が、非常に大切で、この数年間をどう過ごすかが、将来に大きく関わってきます。その検査を、二日間(認知機能検査(複雑)、遂行能力、パーキンソンの有無、MRI等多岐に渡る)に渡り受けました。
 結果は、現時点で「病的所見はない」とのことでした。来年も同様の検査を行い、変化の有無を確認し最終的な診断がなされます。

 「病的所見はない」とは言いつつも、日常的な記憶の不安定さが解消されたわけではありませんので、検査を通し、脳に有効であると思われるものごとを、自分なりに考察し行い過ごしております。

 一方で、喘息と股関節の状態が同時に悪化し、
室内での移動も息が切れ、衰弱傾向に陥っておりますが、その中でも最低限のリハビリをこなし、お散歩に連れて行ってもらい、体力の維持に努めております。
 日々、体調の変化が著しく、思うようには行きませんが、第一に、将来も主人と手を繋いで、自らの脚で歩くこと、そして、可愛いわが子(ぬいぐるみさんたち)と楽しく過ごすことを目標に、治療と各種リハビリに励み、生きていきたい、それが、今現在の私に出来る精一杯であり、願いであり、希望です。

 涙が出ることもありますが、みなさんに見守られ、主人やわが子らに支えられて幸せに暮らしています。

*****
 写真は、ソフトクリーム🍦ミニパーティーをした時の写真です。ソフトクリームの3Dモデリングには、初めて「メタセコイヤ」を(無料の範囲)使いました。また、型紙は、サブスク以降イラレ、フォトショとはさよならし、現在はコーレルドローを導入し製作しています。
 もはや工作レベルですが、ペパクラ、手縫いの洋裁、編み物など、ものづくりは、人知れず続いています。




*****
【ほんの私事】(FBにて、23/07/01投稿)

 私事ではありますが、顔がどこについているのか分からないほどの激しい頭痛を経験した、昨年(当時43歳、現在44歳)頃より、更年期であることがわかり、治療を受けつつ、更年期障害に耐えかねず、ますます突っ伏す事が増えておりますが、日々何が起こるかわからない状況を受け止め、生活をしております。
 たった一日が2倍、3倍にも感じるほど、激しい変動がありました。とても口にできる状況ではありません。
 私はうつ病を、20年弱患っております(他複数疾患を抱えております)。本当に酷い状況を何度もサバイブして、生存しています。そんな自分は、更年期で、たいして酷くなることもなかろうとたかを括っておりました。
 ホルモンの急落だけで、人生2度目の共倒れ、心中話までしてしまいました。
 これまでの「うつ」と「更年期うつ」、私にとっては全く別物でした。

 そのほか、溶けるような筋力減少、止まらない不正出血、体重減少、頭痛、首こり、こわばり、冷えのぼせ、ほてり、メニエル発作再発、そして記憶障害などなど、次から次へと症状が、同時多発的に生じています。
(無論個人差はあり、更年期を殆ど体験されない方や入院までされる方もいらっしゃいますので、あくまでHIROKO 個人の現在進行形の実体験です)

 かかりつけの婦人科、精神科で処方された漢方やサプリを全て試しました。その後、ホルモン剤を処方され、特に酷かった、不正出血と記憶障害(話そうとするが言葉、単語が出ない、日常の物事の方法を忘れる、今食べたのもが何であったかを思い出さないなど)が緩和され、ほんの少し文化的な生活を送れるようになりました。念の為、認知症外来は今後受診する予定です。

 まさに、更年期のホルモンはジェットコースター🎢

 2015年、個人的には最後のお仕事(展示会関連案件を除く)としてお受けした、婦人画報内健康記事を思い出しました。
「更年期うつ」

 記事自体は、記事の内容に比べて、当時の自分の方が重症でしたので、更年期をあまり深く認識しておりませんでした。

 7〜8年経った今、本当の意味で、挿絵として私の「ローラーコースター」の作品を選んでくださった意味が、実体験をもって理解しました。ありがとうございました。

 私事、読んでくださった方、共有してくださりありがとうございました。

 最後に、こんな私であっても、私を支え、人生を共に歩んでくれる主人には感謝しかありません。