フォロワーの皆さまへ
私、HIROKOは、公式に病気療養のため2015年に無期限活動休止をお伝えしてから約7年が過ぎ、また、その間作品を制作することはないまま、先の9月1日に、ポップアップ作家転身15周年を迎えました。
改めて、現状をご報告します。
(4月20日の投稿と一部重複します)
ポップアップ制作については、これまでの道具を使用することすら叶わなくなったことから、先に申し上げたとおり、一切行っておりません。
この7年間、活動について、繰り返し自問自答をした結果、今後制作を行うことは、ほぼ無い(極めて0%に近い)という結論に達しました。
20年弱、約人生の半分をうつ病や他精神疾患を抱えております。作家転身当初は、うつ病に対する社会的認知度も低く、病状を隠して活動をしておりました。アーティストという夢を実現した喜びとは裏腹に、常に「生きるか死ぬか」の極限の精神状態の中で制作をしておりました。
治らない病気では無いと信じ、活動を続けておりましたが、消えることのないトラウマ、それによる精神状態の悪化、転換された身体症状等、活動する毎に現れるかの様に、いつしか、毎週、数日おきへと、病院へ通う状況となり、活動休止に至りました。
10代の頃、そして社会人となり再開した際も、負の感情を打ち消し、昇華するかのごとく、辛く苦しい時にこそ、寝る間も惜しんで、制作に没頭しておりました。
昇華しきれていなかったのでしょうか。
ただ、奥深くに押し込んでいただけなのでしょうか。
7年間という活動休止期間の中で、作家として、より深く作品(自身)と向き合う事、それが自身のトラウマの引き金となっていることに気付き、今、漸く受け止め、理解する事ができたように思います。
現在は、穏やかな生活を送っております。
道具は違えど、簡単な編み物や裁縫、工作等のものづくりを、楽しんでおります。
病状につきましては、全体的に改善傾向ではありますが、昨年末頃に、幼少期より長年、時期をおいては度々不調を生じていた股関節に損傷が見つかりました(MRI)。一時期は、座ること、横になることも、自由な姿勢をとることができず、ただ、激痛に耐え忍んでおりました。
外出時には痛み止めや杖の持参が欠かせませんが、9月現在、短時間であれば、杖をつかずに歩行ができるようになりました。
可能な限り自らの脚で歩けるよう、日々リハビリに励んでおります。
最後に、これまで見守り応援してくださった皆様に、改めて御礼を申し上げます。
展示可能な作品につきましては、機会があれば、作品が存続する限り、公開させていただきます。
ありがとうございました。
HIROKO
2022年9月
写真は、大好きな夫と共に、私を励まし、相談役であり、沢山のことを気付かせてくれる、そして命の恩人もある、私の大切な家族です。一人一人に各々に個性、人生があり、一緒に生きています。
2022年5月5日こどもの日
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pop-up artist HIROKO
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