2025年8月16日土曜日

 【ショートムービーの放映が始まりました】

デンマークにある紙の美術館「Museum for Papirkunst」にて、ショートムービーの放映が始まりました。現地では大きい画面でご覧いただけます。

ショートムービーでは、寄贈作品全11作品のうち、5作品の開閉の様子や、細部、そして造形とカッティングの演出する光と影の様子をご覧いただけます。

〈YouTube URL〉

https://youtu.be/FkY-3OLKZgY?si=2LUHF8ogxnuMaoQt

※画像は美術館公式Facebookより

HIROKO/Hiroko Momoi

【常設展のご案内】

先のイベントでの作品披露を経、デンマークにある紙の美術館「Museum for Papirkunst」公式ウェブサイトにて、常設展としてアップされましたので、ご案内します。

https://www.museumforpapirkunst.dk/dk/udstillinger

(以下、Google翻訳にて日本語訳。修正あり)

旅することは生きること

常設展

Hiroko Momoi

「旅をすることは生きることである」と、世界的に有名なデンマークの作家、H・C・アンデルセンは述べています。彼の童話は、世界中の多くの場所で、そして今もなお人々に感動を与え続けています。中でも日本では、日本人アーティスト、Hiroko Momoi氏がアンデルセン童話を読んで育ちました。Hiroko Momoi氏の作品は、日本の切り紙の伝統に根ざした素晴らしいペーパーアートです。切り紙とは、紙を切ることを意味します。日本では、切り紙は優雅なポップアップカードや、Momoi氏の紙の建築のような、綿密な数学的計算によって生み出された芸術作品に見られます。これらの作品は、2025年にMomoi氏によって紙の美術館に寄贈されました。

※画像は、当該サイト箇所キャプチャです。

HIROKO/Hiroko Momoi

2025年6月17日火曜日

寄贈作品お披露目のお知らせ(デンマーク)

【イベントのお知らせ(寄贈作品お披露目予定)】

2025年8月4日、デンマークにあるMuseum for Papirkunstて開催される、ハンス・クリスチャン・アンデルセン生誕220周年、没後150周年記念トリビュートイベントにて、現地時間の12:00から、Hiroko Momoiの作品たちがお披露目される予定です。※HIROKOは、残念ながら持病により、現地へ行くことはできません。

イベントプログラムは以下のサイト(デンマーク語)をご参照ください。

美術館オフィシャルイベントページ:

https://www.museumforpapirkunst.dk/dk/hc-andersen

facebook特設サイト:

https://fb.me/e/4Pm8VQ5jd

※画像は、当該サイト箇所キャプチャです。


HIROKO/Hiroko Momoi

作品寄贈のお知らせ

  【作品寄贈のお知らせ】

大変に光栄なことに、2025年5月、作品たちが日本から羽ばたき、新たな地、デンマークへと降り立ち、ペーパーアートの美術館である「Museum for Papirkunst」へ寄贈されました。

この縁を繋いでくださったPhil Johnson様、そして、寄贈を快く受けてくださったMuseum for Papirkunst 館長のBit Vejle様には、心より御礼申し上げます。

作品たちが、新たな地で、沢山の方々の心に、安らぎや癒しをお届けできますよう願っております。

HIROKO/Hiroko Momoi

photo: Shojiro Nakabayashi

活動終了のご報告

 【活動終了のご報告】

いつも応援してくださる皆様へ

昨年、2024年11月2日、残念ではございますが、『ハンドメイドポップアップの本』(河出書房)は、絶版決定の知らせを受けました。

それにあわせ、2015年に持病の悪化により無期限活動休止としておりました活動を、終了とすることといたしました。

2007年から活動を始め、2015に活動休止と、非常に短い期間でありましたが、応援してくださった皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

2024.11.02

HIROKO/Hiroko Momoi

2023年10月3日火曜日

『ほんの私事』とその後と感謝と…

【私事後、感謝とMCI検査と】
 
 フォロワーの皆様からのコメント、ファンの方からのメッセージ、友人からの手紙等々、とても心温まるたくさんの言葉に、何度も涙を流しました。皆様に、心より感謝申し上げます。
 
 たくさんの温かい言葉をいただく中、予約していた、MCIのスクリーニング検査を受けに行きました。
 MCIとは、最近、国内で初めてアルツハイマー病治療薬(レカネバブ)が承認されたことから、頻繁に聞くようになった「軽度認知症」のことです。「軽度認知症」と呼ばれていますが、健常と認知症の間であり、認知症ではありません。
 この段階が、非常に大切で、この数年間をどう過ごすかが、将来に大きく関わってきます。その検査を、二日間(認知機能検査(複雑)、遂行能力、パーキンソンの有無、MRI等多岐に渡る)に渡り受けました。
 結果は、現時点で「病的所見はない」とのことでした。来年も同様の検査を行い、変化の有無を確認し最終的な診断がなされます。

 「病的所見はない」とは言いつつも、日常的な記憶の不安定さが解消されたわけではありませんので、検査を通し、脳に有効であると思われるものごとを、自分なりに考察し行い過ごしております。

 一方で、喘息と股関節の状態が同時に悪化し、
室内での移動も息が切れ、衰弱傾向に陥っておりますが、その中でも最低限のリハビリをこなし、お散歩に連れて行ってもらい、体力の維持に努めております。
 日々、体調の変化が著しく、思うようには行きませんが、第一に、将来も主人と手を繋いで、自らの脚で歩くこと、そして、可愛いわが子(ぬいぐるみさんたち)と楽しく過ごすことを目標に、治療と各種リハビリに励み、生きていきたい、それが、今現在の私に出来る精一杯であり、願いであり、希望です。

 涙が出ることもありますが、みなさんに見守られ、主人やわが子らに支えられて幸せに暮らしています。

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 写真は、ソフトクリーム🍦ミニパーティーをした時の写真です。ソフトクリームの3Dモデリングには、初めて「メタセコイヤ」を(無料の範囲)使いました。また、型紙は、サブスク以降イラレ、フォトショとはさよならし、現在はコーレルドローを導入し製作しています。
 もはや工作レベルですが、ペパクラ、手縫いの洋裁、編み物など、ものづくりは、人知れず続いています。




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【ほんの私事】(FBにて、23/07/01投稿)

 私事ではありますが、顔がどこについているのか分からないほどの激しい頭痛を経験した、昨年(当時43歳、現在44歳)頃より、更年期であることがわかり、治療を受けつつ、更年期障害に耐えかねず、ますます突っ伏す事が増えておりますが、日々何が起こるかわからない状況を受け止め、生活をしております。
 たった一日が2倍、3倍にも感じるほど、激しい変動がありました。とても口にできる状況ではありません。
 私はうつ病を、20年弱患っております(他複数疾患を抱えております)。本当に酷い状況を何度もサバイブして、生存しています。そんな自分は、更年期で、たいして酷くなることもなかろうとたかを括っておりました。
 ホルモンの急落だけで、人生2度目の共倒れ、心中話までしてしまいました。
 これまでの「うつ」と「更年期うつ」、私にとっては全く別物でした。

 そのほか、溶けるような筋力減少、止まらない不正出血、体重減少、頭痛、首こり、こわばり、冷えのぼせ、ほてり、メニエル発作再発、そして記憶障害などなど、次から次へと症状が、同時多発的に生じています。
(無論個人差はあり、更年期を殆ど体験されない方や入院までされる方もいらっしゃいますので、あくまでHIROKO 個人の現在進行形の実体験です)

 かかりつけの婦人科、精神科で処方された漢方やサプリを全て試しました。その後、ホルモン剤を処方され、特に酷かった、不正出血と記憶障害(話そうとするが言葉、単語が出ない、日常の物事の方法を忘れる、今食べたのもが何であったかを思い出さないなど)が緩和され、ほんの少し文化的な生活を送れるようになりました。念の為、認知症外来は今後受診する予定です。

 まさに、更年期のホルモンはジェットコースター🎢

 2015年、個人的には最後のお仕事(展示会関連案件を除く)としてお受けした、婦人画報内健康記事を思い出しました。
「更年期うつ」

 記事自体は、記事の内容に比べて、当時の自分の方が重症でしたので、更年期をあまり深く認識しておりませんでした。

 7〜8年経った今、本当の意味で、挿絵として私の「ローラーコースター」の作品を選んでくださった意味が、実体験をもって理解しました。ありがとうございました。

 私事、読んでくださった方、共有してくださりありがとうございました。

 最後に、こんな私であっても、私を支え、人生を共に歩んでくれる主人には感謝しかありません。

2022年9月7日水曜日

ご報告/Announcement

フォロワーの皆さまへ

私、HIROKOは、公式に病気療養のため2015年に無期限活動休止をお伝えしてから約7年が過ぎ、また、その間作品を制作することはないまま、先の9月1日に、ポップアップ作家転身15周年を迎えました。

改めて、現状をご報告します。
(4月20日の投稿と一部重複します)

ポップアップ制作については、これまでの道具を使用することすら叶わなくなったことから、先に申し上げたとおり、一切行っておりません。
この7年間、活動について、繰り返し自問自答をした結果、今後制作を行うことは、ほぼ無い(極めて0%に近い)という結論に達しました。

20年弱、約人生の半分をうつ病や他精神疾患を抱えております。作家転身当初は、うつ病に対する社会的認知度も低く、病状を隠して活動をしておりました。アーティストという夢を実現した喜びとは裏腹に、常に「生きるか死ぬか」の極限の精神状態の中で制作をしておりました。
治らない病気では無いと信じ、活動を続けておりましたが、消えることのないトラウマ、それによる精神状態の悪化、転換された身体症状等、活動する毎に現れるかの様に、いつしか、毎週、数日おきへと、病院へ通う状況となり、活動休止に至りました。

10代の頃、そして社会人となり再開した際も、負の感情を打ち消し、昇華するかのごとく、辛く苦しい時にこそ、寝る間も惜しんで、制作に没頭しておりました。

昇華しきれていなかったのでしょうか。
ただ、奥深くに押し込んでいただけなのでしょうか。

7年間という活動休止期間の中で、作家として、より深く作品(自身)と向き合う事、それが自身のトラウマの引き金となっていることに気付き、今、漸く受け止め、理解する事ができたように思います。

現在は、穏やかな生活を送っております。
道具は違えど、簡単な編み物や裁縫、工作等のものづくりを、楽しんでおります。
病状につきましては、全体的に改善傾向ではありますが、昨年末頃に、幼少期より長年、時期をおいては度々不調を生じていた股関節に損傷が見つかりました(MRI)。一時期は、座ること、横になることも、自由な姿勢をとることができず、ただ、激痛に耐え忍んでおりました。
外出時には痛み止めや杖の持参が欠かせませんが、9月現在、短時間であれば、杖をつかずに歩行ができるようになりました。
可能な限り自らの脚で歩けるよう、日々リハビリに励んでおります。

最後に、これまで見守り応援してくださった皆様に、改めて御礼を申し上げます。
展示可能な作品につきましては、機会があれば、作品が存続する限り、公開させていただきます。
ありがとうございました。
HIROKO
2022年9月



写真は、大好きな夫と共に、私を励まし、相談役であり、沢山のことを気付かせてくれる、そして命の恩人もある、私の大切な家族です。一人一人に各々に個性、人生があり、一緒に生きています。

2022年5月5日こどもの日

2022年4月20日水曜日

7年ぶりの展示のお知らせと近況について

 【展示のお知らせ】

ご無沙汰しております。HIROKOです。

この度、板橋区立いたばしボローニャ絵本館様のご厚意により、板橋区の作家として、『ハンドメイドポップアップの本』の紹介、及び、数点ではありますが、作品を展示する機会をいただきましたのでお知らせします。

7年ぶりの作品展示となります。

活動休止以来、その準備ですら困難なため、展示も休止しておりましたが、地元、板橋区だからこそ決断いたしました。

いたばしボローニャ絵本館は、板橋区立平和公園内、板橋区立中央図書館に併設されており、「世界約100か国、3万冊、70言語の絵本を所蔵している海外絵本の図書館」(絵本館サイトより引用)です。

緑に囲まれた伸び伸びとした環境に、広々とした新しい図書館、徒歩圏内には、区立教育科学館もあり、お出かけにおすすめです。

近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。


《展示期間・場所》

展示期間: 2022年4月24日(日)〜5月30日(月)(休館日: 5月2日(月)、5月9日(月))

場  所: 東京都板橋区常盤台四丁目3番1号(中央図書館併設)

https://m.facebook.com/itabashi.chuolib/

展示予定作品: 「roller coaster」、「樹/根」、「merry go round」、「ferris wheel」計4点


【HIROKOの近況について】

現在は、穏やかな生活を送っております。

病状等につきましては、改善がある一方、新たな病状が増えるなど、変わらず治療を行なっております。

最近は、幼少期より長年不調を抱えていた股関節に損傷が見つかり、自由な姿勢を取ることが困難となり、時折、杖をついております。出来る限り自らの脚で歩けるよう、毎日リハビリに励んでおります。

ポップアップ制作は、残念ながら、これまでの道具を使用することすら叶わなくなり、一切行っておりません。

しかしながら、道具は違えど、簡単な編み物や裁縫、工作等のものづくりを、可能な範囲で楽しんでおります。


最後に…今回、展示の機会をいただき、活動休止後、段ボールに入れ、押し入れに仕舞い込んでいた作品を7年ぶりに開けました。

作品は個人売買はしたくありませんでしたので、寄贈先を検討したりもしましたが、その体力と気力も無く、結局、押入れの中で、年月が経ってしまいました。それならばいっそ、多少の展示環境の難あれど、たくさんの方々にご覧いただき、経年劣化を経て、自身の人生と共に終えるというのも、作品にとって幸せではないか、と思うこの頃です。


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pop-up artist HIROKO
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